道の駅シリーズvol.4 -和歌山県・青洲の里で知った意外すぎる真実-

こんにちは。てつみー (@te23_photohibi) です。

旅の途中、立ち寄った道の駅をご紹介する道の駅シリーズ。
第四弾は和歌山県紀の川市にある青洲の里（せいしゅうのさと）のご紹介です。

青洲の里について

華岡 青洲（はなおか せいしゅう）という方をご存知でしょうか？江戸時代の外科医で、なんと全身麻酔を開発したという、とんでもなく偉い人だそうです。意外なところにすごい人がいたものですね。

青洲は、紀州平山（現在の紀の川市）で生まれました。医者である父・直道のもとで育ち、自らも病や怪我に苦しむ人々を救いたいという思いから医者になったそうです。

曼陀羅華（まんだらげ／別名：チョウセンアサガオ）という植物に数種類の薬草を加え、動物をはじめ母や妻にも実験台になってもらいながら、1804年に世界で初めて全身麻酔を使った手術を成功させました。

僕は大きな手術は受けたことがありませんが、全身麻酔がないのが当たり前だった時代の手術は、患者だけでなく医者にもかなりの負担がかかっていたそうですので、この功績は大きかったと思います。覚醒したまま腹部にメスを入れられたら…と考えたら、青洲さまさまですよね、、、。

その偉業をたたえ、青洲について楽しみながら学べる施設として作られたのが青洲の里です。

お土産なども買える「フラワーヒルミュージアム」

駐車場からも正面に見えるモダンな建築物がフワラーヒルミュージアム。こちらの道の駅のメインです。中には青洲の遺品などが見られる展示室やバイキングレストラン、ちょっとしたお土産コーナーなどがあります。

こちらのミュージアムからの景色は「和歌山県朝日夕陽百選」にも選ばれているそうです。

春林軒

この日は時間に余裕が無くて訪れませんでしたが、近くに春林軒（しゅんりんけん）という、青洲が過ごした住居兼診療所が残っているようです。こちらは資料館のようになっており、人形や映像で青洲の活躍した様子を見ることができるそうです。面白そう〜…。

お花もすごい

道の駅のものではないと思うのですが、駐車場の隣には菜の花畑が！ちょうど咲き誇っている季節だったので目の前に広がる菜の花とその先に見えるミュージアム、山並、青空のレイヤーがとても美しかったです。藤棚も色づき始めていたし、直販所ではスターチスを売っていました。お花がたくさんで、癒されます。

道の駅のすぐ裏手にはふれあい公園もあり、子どもが遊べる遊具もたくさん。この日はお年寄りやファミリーの方々が多く訪れていました〜！大自然に癒されたくなったら、ぜひ青洲の里へ。

アクセス情報

〒649-6604　和歌山県紀の川市西野山473
TEL : 0736-75-6008
FAX : 0736-75-9334
受付時間：9:00〜17:00
定休日：毎週火曜日 （火曜と祝祭日が重なる日は翌日） 年末年始

それでは、また。