【実写サンプルあり】F4通しの高倍率ズームレンズ。Canon RF24-105mm F4L IS USMレビュー!
こんにちは。te23 (@te23_photohibi) です。
Canon EOS Rシリーズユーザーである筆者が、初めてのRFレンズ選びのために色んなレンズを試しまくるコーナー。
第二弾となる今回はRF24-105mm F4 L IS USMです。
RFレンズをレンタルして使ってみた感想や価格・メリット・デメリット・口コミやレビューなどから「ベスト・オブ・初めてのRFレンズ」を選抜していきます。
毎回、1本のRFレンズをチョイスしてじっくり検討。そして、最も良かったものを購入しようと思っています。
RF24-105mm F4L IS USMについて
EOS Rに合わせて2018年10月に発売された初期ラインナップのひとつ。
24mm-105mmという広範囲の画角をカバーできる標準ズームレンズです。
スペック
まずはスペックから。
比較対象として、右の欄にはEFマウントの同クラス製品を入れています。
旧来のEFレンズの方が少しだけコンパクトではあるものの、スペックはほぼ一緒ですね。
サイズ感・重さ
350ml感と並べるとこのようなサイズ感。
一番右のレンズは旧型のEF24-105mm F4L IS USMです。
EOS RPにつけてみると
EOS RPに装着してみると、このバランス。やっぱり若干デカい感じがありますね(笑)
F値が通しでF4なのがちょっと物足りない感はありますが、この高倍率っぷりは普段使い用のレンズとしてはかなり重宝しそう。
僕は旧型のEF24-105mm F4Lを所有していますので、この画角の便利さは身に沁みて分かります。
重量は700gと軽量ですので、Rシリーズのカメラを持っての旅行やおでかけなんかには十分なスペックだと思います。
5段分のIS(手ぶれ補正機構)も搭載しているので手持ち撮影でも安心でした!
あと地味に嬉しいのがズームLOCK。
旧型のEFモデルにはロックがなく、首からカメラをぶら下げている時にいつの間にかズームがびよ〜んと伸びていて結構面倒臭いんです。
(カメラを構えたら、いつの間にか望遠側にズームしちゃってることがよくあるので)
実写サンプル集
ここからは、EOS RPにRF24-105mm F4Lを装着して撮影したサンプル集をご紹介します。
まだ寒さの残る京都美山町へ行ってきました。
このレンズは「買い」なのか?
結論から言うと、僕は多分このレンズは買いませんね(笑)
とてもいいレンズだとは思うのですが、若干決め手に欠ける感が否めない。
あと、僕はEF24-105mmを持っているというのも理由としてあります。
大してスペックも変わらないので、だったら変換マウントを噛ませてEF使えばいいかというのが正直な感想です。
RFレンズなので画質上がってるのではないかと、ちょっと期待してレンタルしてみたのですが…。使ってみた印象はEFとそんなに変わらないかな。
こんな人にはおすすめ
このレンズの魅力は何と言っても高ズーム倍率を活かした振幅の広さ。
旅行やおでかけなどの場面で、画質を多少犠牲にしてでも機動力が欲しいというときには間違いないヤツです。
たくさん荷物を持てない時などに「これ1本あれば大丈夫だ」という安心感を与えてくれるレンズだと思います。
とにかく、普段使いに十分な性能を持っていながら手頃な値段でGETしたいという方にはめちゃくちゃおすすめです。
ちなみに:より手頃な高倍率ズームレンズが2020年4月に発売!
RF24-105mm F4-7.1 IS STMというレンズが4月中旬に発売される予定です。
Canon公式サイト Canon 公式サイト RF24-70mm F2.8 L IS USM 撮影サンプル
Lレンズではないので描写力は若干劣るものの、リーズナブルさと機動力(なんと重量395g!)ではRF24-105mm F4L IS USMをはるかに超えてますね。
Amazonでは5万円代となっています。(2023年2月現在)
マクロも撮れると考えると、これはこれでアリですね。
レビューや口コミをチェック!
新レンズの登場で立ち位置が中途半端になってしまいそうなこちらのレンズですが、一応口コミなんかもチェックしてみました。
Amazonのレビュー
いずれの口コミも、僕の方で一部抜粋と要約のために編集を加えています。
レンズの複数本持ち歩きがいよいよ不便になり購入。
流石Lレンズだけあって全画角キレイな描写とボケ感で文句無しです。
特筆したスペックはないけど失敗のない「何でもこなせる優等生レンズ」と言えます。
─── leckさん(Amazonレビューより)
段差を極力排除したシンプルスマートなデザイン。
ズームリングとフォーカスリングを間違えやすいですが、慣れの問題なので大きな影響はないです。
新基軸のコントロールリングは、カリカリとクリック感があり、露出などを割り当てた際には目盛りで止めやすいです。
ズームロックのスイッチがありますが、勝手に伸びるようなことはほぼ無いかと。
迷ったらまずコレを選んでおけば間違いないです。─── Kさん(Amazonレビューより)
AFは相当良いですね。速く正確で静か。
手ブレ補正ですが、宣伝の5段分は少し微妙なところです。
タムロンの5段分より弱く4段分程度?といった印象です。
EF版を所有していない人で、画角とそこそこの画質に価値を見出せる人は持っていても損の無い一本でしょう。─── Naccaさん(Amazonレビューより)
レビューから見るメリットとデメリット
上記の口コミも踏まえて、このレンズのメリットとデメリットをまとめました。
メリット
・高倍率で便利
・手頃な価格
・手ブレ補正あり
・爆速AF
デメリット
・大きくて重い
・F4通しなのでボケ味は若干弱い
確かにAFは爆速でした。忘れてました(笑)これはEFよりもはるかに精度もスピードもUPしています。そして、割とみなさん口を揃えて言っているのが「選んでおけば間違いのないレンズ」ということですね。
激しく同意です!良くも悪くも「優等生」って感じのレンズです。
まとめ:使い勝手は最高に良い1本!
僕自身、使ってみて感じたのが「優等生」「間違いない」「80点野郎」という手堅さでした。
口コミやレビューにもありますが、RF24-105mm F4 L IS USMは使い勝手が良く、持っておいて損のないレンズだと思います。
そこそこの値段で抜群の機動力とそこそこの描写力を求めている方には最適な1本です!
ちなみに:フィルターは77mm
このレンズのフィルター径は77mmですので、購入の際は同サイズの保護フィルターもお忘れなく!
それでは、また。
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