僕がCanonを使い続け、そしておすすめする3つの理由。

こんにちは。てつみー (@te23_photohibi) です。

この記事では、筆者の完全なる偏見をもとに「Canonのカメラって良いよね」ということを3つの理由とともに語っています。カメラ選びに迷える初心者の方にも理解できるように、できるだけわかりやすい形で魅力をまとめています。

Canonのカメラを使い続けて、気づけば12年以上になりました。新製品が出ればスペックをくまなくチェックしてみたり、公式のフォトサークルに所属してみたり…。飽き性な僕には珍しいことで、その愛好っぷりには自分でも感心します。実を言うと、SNSやWeb記事から刺激を受けて他メーカーのカメラに浮気したくなった時期もありましたが、なんだかんだで戻ってきてしまう魅力があるので不思議。

ごくまれに、知人から「カメラ詳しいよね?どれ買ったら良いか教えて!」的な質問を受けるのですが、そういう時には大抵Canonのカメラをおすすめしています。

まぁ本当にまれなんですが、そのたびに同じ話をするのも面倒くさいですし、話しながら迷走して結論がブレることがあるので、それを避けるために自分の想い的なものをまとめておこうと思い立ったわけです。

てつみー

つまり、今後は「この記事でも読んでみて」で済ませようという魂胆です(笑)

CONTENTS

僕のカメラ遍歴について

まずは自分がどんなカメラを使ってきたのか、改めて経緯を振り返ってみることにしました。

この章はやや自己満足的なところもあるので、興味がない方は次の章「僕がCanonをおすすめする3つの理由」まで読み飛ばしてください。

他メーカーのものも含め、これまでに使ったことのあるカメラを時系列で並べてみました。ちなみに、ちょっと面白そうなので当時購入した価格も記載しています。若干うろ覚えなところもありますが、エンタメとしてお楽しみください。

[1]Olympus PEN Lite E-PL1s
・〜2012年
・マイクロフォーサーズ
・約6万円

[2]Canon EOS Kiss 5
・2012年〜2017年
・APS-C
・約8万円

[3]Canon EOS 6D mark2
・2017年〜2019年
・フルサイズ
・約18万円

[4]Canon EOS RP
・2019年〜2020年
・フルサイズ、ミラーレス
・約12万円

[5]Canon EOS R6
・2020年〜2023年
・フルサイズ、ミラーレス
・約33万円

[6]SONY α7SIII
・2020年〜2022年
・フルサイズ、ミラーレス
・約42万円

[7]Canon EOS R5
・2022年〜現在
・フルサイズ、ミラーレス
・約45万円

[8]FUJIFILM X100VI
・2024年〜現行
・APS-C、高級コンデジ
・約28万円


[EX-1]FUJIFILM X-E4
・約1ヶ月レンタル

[EX-2]FUJIFILM X-S10
・約2ヶ月レンタル

こうして並べてみると、かなり順当にアップグレードされて行っていますね。そして、年数を重ねるにつれ機材に掛けるコストが明らかに上がっていっています。次第に少量では満足できなくなっていく薬物中毒者と同じ仕組みですね。それくらい魅力というか魔力が強いです、カメラというのは。

さらに良くないのが、カメラはボディ(本体)だけ買ってもしょうがないという点。レンズが必要なんですよねぇ。ファミコンとカセットみたいな関係性です。そのレンズも尋常じゃないくらい高価なので、たまに総額130万円分くらいの機材をリュックに入れて持ち歩いている時もあります。オヤジ狩りにあったらひとたまりもありません。いまどきオヤジ狩りはないかもしれません、平成が過ぎました。

ともあれ、円安や半導体不足という世の中の状勢も相まって、20万円台のカメラや10万円台のレンズが安く見えちゃうんです。そういう病気です、お〜怖っ。これを読んでくださっているあなたは決してそうはならないように気をつけてくださいね。

現在はメインカメラとしてCanon EOS R5、スナップや遊びの時に使うサブカメラとしてFUJIFILM X100VIの2台体制でファイナルアンサー。ちなみに、歴代のカメラは乗り換える際に下取りに出したり、メルカリで売っている(通称:ドナドナ)ので手元にはありません。と、振り返ればそんな感じでございました。

僕がCanonをおすすめする3つの理由

ここからは、Canon多めなカメラ遍歴をもつ僕が「Canonをおすすめする理由」を3つにまとめてお話ししていきます。

  • 画質・性能が良い
  • 快適な操作性
  • 多彩な交換レンズ
てつみー

文字にするとぜんぜん面白くなさそうな見出しですね(笑)

もしこれが「来週のサザエさん」だったら絶対に見ない3本でしょう。
じゃん・けん・ぽん!うふふふふ・・・

(1)画質・性能が良い

画質やカメラ性能の良さ、そして安定性においてCanonはアドバンテージが高いです。

その点は、プロカメラマンの撮影現場やスポーツ大会などの報道用カメラとしてCanonの使用率が高いという事実が裏付けになっています。

たとえば、タレントさんが出演するような広告撮影の現場では、他メーカーのものだとトラブルが怖くて使えないというカメラマンさんもいるくらい。それほどにCanonは安定性が高いんです。別にタレントを撮影しないにしても、トラブルは少ない方がいいですからね。

さてさて、ちょっと長くなったので項目を分けて話します。

撮ると分かる画質の良さ

現行最新だと「DIGIC X」という映像エンジンを搭載しているのですが、これのおかげで写真の表現クオリティが高くなっています。

なにも小難しいスペック的な話ではなく、実際の使用感としても実感があり、EOS R6という機種を使い始めてからは撮影体験が大きく変わりました。

具体的に言うと、色の滲みが少なかったり、高感度撮影時に失われてしまうディティールの復元精度が高かったり。ぶっちゃけ、写真を拡大しないと分からないレベルのノイズなんですが、実はこれが写真を引きで見た時の印象にも作用するみたいです。

結果として、いい写真が撮れた!と感じることが増えました。

オートフォーカスがすごい

性能的な話で言うと、オートフォーカス(AF)のスピードと精度は素晴らしいです。イメージセンサーが本当に優秀なんでしょうね。人の顔とかを自動で認識してピントを合わせ続けてくれるのにはビックリしました。初心者の方はAF性能を重視するといいと思います。特にお子さんとかペットとか、動き回る被写体には効果バツグンですので。

他メーカーの上位機種を使ったことがないので比較はできないのですが、Canonのカメラが十分なAF性能を持っていることは実体験を通して理解できました。

撮れる写真について

Canonで撮れる写真は前提としてとても綺麗なのですが、どちらかというと優等生的な印象があって好みが分かれます。綺麗すぎて、目で見ている色と写真の色が同じなんですよね。生っぽいと言うか、スマホアプリの写真フィルターみたいなドラマチックさがないという感じ。

僕は編集を前提として撮影しているので、むしろその傾向はウェルカムなのですが、人によってはやや物足りないと感じてしまうかもしれません。まぁ、そう言う人のためにピクチャースタイルというものがあります。いわゆるフィルターをかけたような仕上がりにしてくれる機能ですね。

参考までに、僕が作ったオリジナルのピクチャースタイルをご紹介しておきます。無料なので、すでにCanonユーザーであれば使ってみてください。結構いい感じに仕上がっていると思います。

(2)快適な操作性

続いては操作性。意外と見落としがちなんですが、撮影時の使い勝手の良さも結構重要度が高いんですよね。撮影中って只でさえ多くの判断を求められるので、できるだけ思考のノイズを減らしたいんです。その点、Canonのカメラはきっちりと撮影に集中させてくれます。

ダイヤルやボタンの位置・サイズ感が良い

選ぶカメラや撮影者の手の大きさにもよりますが、グリップしたときに欲しいところに欲しい機能(ダイヤルやボタン類)が来てくれます。それの何が良いかって、操作に手間取ってシャッターチャンスを逃したりせずに済みます。ボタンのサイズ感も良く、押しやすいです。開発チームに在籍している人間工学の専門家さんが超優秀なのでしょう。基本的な操作は感覚でできてしまうほどにクオリティが高いです。

見やすいビューファインダー

撮影時に覗く電子ビューファインダーもヌルヌルと遅延なく動きます。ファインダーにカクつきやラグが出ると一気に撮影の難易度が上がります。現実に起きていることと、撮影者がそれを認識できるまでにズレが生じてしまうと、本当に撮りたい瞬間がわからなくなっちゃいますので。

あと細かいですが、他メーカーだとファインダーと背面モニターで色味に差があったりもしますからね。ファインダーを見て「良い明るさだ」と思ってシャッターを切ったのに、背面モニターに表示されると「あれ?なんか暗いぞ」みたいな。そんな地味なストレスすらも感じさせることがないのはCanonの強みでしょう。

使いやすい設定メニュー

設定メニューの使いやすさもポイントです。もしかしたら慣れによるものも大きいかもしれませんが、SONYやFUJIFILMの設定メニューって個人的にはマジで使いづらいです。どこに何の項目があるかが直感的に分からず、目的の設定に辿り着くまでに毎回ググらなきゃいけないみたいな経験がよくありました。おそらく、メニューの階層構造に違いがあるのだと思います。

LeicaやNikon、Panasonic(LUMIX)などは軽くしか触ったことがないですが、操作性という観点ではどうなんでしょうかね。僕自身は語れるほどの知識や経験がないので、よくわからないというのが正直なところです(じゃぁ、書かなくても良かったやん)。

画面のデザインやメニューの整理も含め、Canonはよく考えられているなぁと感じます。

(3)多彩な交換レンズ

使用するレンズによって撮れる写真の雰囲気は随分と変わります。Canonは交換レンズの開発にポジティブなメーカーで、バリエーションも豊富。最新のRFマウントカメラ向けに、毎年数本(※)は新しいものが発表されています。つまり、レンズによる写真表現の幅もどんどん広がっていくわけです。

※参考 直近3年で発売されたレンズ
2023年:RF100-300mm F2.8 L IS USMなど 合計4本
2022年:RF800mm F5.6L IS USMなど 計6本
2021年:RF70-200mm F4 L IS USMなど 計7本

ためしにChatGPTに代表的なカメラメーカーが発売しているレンズの本数を聞いてみたところ、以下のような回答でした。一応「最新情報は各メーカーの公式サイトで確認してね」と釘を刺されましたけど(笑)

Nikon:約90本(Fマウント、Zマウントを含む)
Canon:約85本(EF、RF、EF-S、EF-Mレンズを含む)
Sony:約55本(Eマウント、FEマウントを含む)
FUJIFILM:約40本(Xマウント、GFマウントを含む)

こう見るとNikonとCanonの2社が圧倒的ですね。これまでに発売してきた歴代レンズも合わせての合計数ではありますが、最近のカメラでも変換アダプタを噛ませば簡単に使えますから有効カウントとします。

レンズの豊富さってそんなに大事?と感じるかもしれませんが、大事なんですよねぇ。レンズの種類によって可能な表現が全然違いますし、はじめて自分にハマるレンズと出会えた時の衝撃ったら・・・!!撮れば撮るほど、新しいレンズを渇望していくことになるという寸法です。いわゆるレンズ沼。まぁ、レンズの豊富さを具体的なメリットとして捉えられるようになるのは、沼にハマってからの話かもしれませんが。

ちなみに、レンズ本数という観点でみると「CanonかNikonで悩んでるんです」という人はどちらを選んでも良さそうですね。そこはお好みで。個人的には、カメラデザインはNikonの方がメカっぽさもあってカッコイイと思いますし。

ただ、シェア数が圧倒的に大きのはCanonなので、その分SNSなどで情報は集めやすいかなとは思います。それと、中古市場に出回る機材の数も比例して多くなるんじゃないかなぁ。欲しいレンズが中古で探しやすいということですね。これはデカい。

というわけで、交換レンズが豊富なのもCanonの魅力!というお話でした。

まとめ

僕がCanonのカメラをおすすめする3つの理由をお話ししました。主観&偏見モリモリで書き綴ってみましたが、改めてCanonっていいなぁと(笑)

ポイントをおさらいしておくと、

  • 画質・性能が良い
  • 快適な操作性
  • 多彩な交換レンズ

でしたね。

カメラ選びに迷っている初心者の方の参考になればと思って書き始めましたが、本当にそういう記事になったかどうかは不明です(笑)どちらかというと、楽しく読んでもらえたのなら嬉しいです。

まぁでも、Canonの魅力は思う存分伝えられたような気がしますので、その上でご自身が納得できるジャッジをしてもらえれば。この記事を読んだ上でFUJIFILMを選びました!というのも全然いいと思いますし。

それでは、また。

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